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前立腺がんとその治療法について

2022年10月29日[記事URL]

久しぶりに直接足を運んで対面で『さんのう健康講座』に参加しました

前立腺がんとその治療について

今回は近年 罹患者が急速に増えている「前立腺がん」について学びました

山王病院 泌尿器科部長 小津 兆一郎医師のごあいさつに続いて 薮﨑 亮医師のお話をお伺いしました


男性のがん罹患数のトップの肺がんを越えて間もなく1位になろうとしている「前立腺がん」
日本で「前立腺がん」が増えた理由は?
1.高齢者社会+高齢者がん
2.食生活の欧米化
3.PSA検査の開発・普及

「前立腺がん」が急増している背景は3つ “日本人の寿命がのびた”
“食事が欧米化” したことにより “動物性脂肪” の摂取が増えて “緑黄色野菜” の摂取が減ったことがあります
加えて「前立腺がん」の早期発見に役立つ「PSA」検査が普及したことです

テレビでも「PSA」検査を促すコマーシャルが流れていますので認知度も増えました
「PSA」は他の癌腫にはない非常に優れた腫瘍マーカー検査です
日本語では「前立腺特異抗原」
一般に4.0ng/dl 以上で「前立腺がん」の可能性があり診断後は病気の勢いの指標になる値です

「前立腺がん」の病期は4つに分かれていて
病期A.B.C → 限局がん(転移なし)
病期D → 進行がん(転移あり)
転移があるかないかは CT. MRI. 骨シンチによって分かります

早期には局所療法、進行するとホルモン療法が主体となります
手術が必要な場合には開放手術、腹腔鏡手術、ロボット支援手術3種類があります
現在の前立腺手術の主流はロボット支援手術です

山王病院ではダヴィンチ:ロボット支援手術が行われています
腹部に小さい穴を6ヶ所開けてロボットの操縦席からロボット鉗子(かんし)で手術を行います
実際の手術の動画を見せていただきました
人の手より遥かに小さいロボットの手で精密で確実な手術ができます
手術時間は2~4時間
退院時期は術後1週間前後

ダヴィンチの登場で手術は以前に比べて体への負担が少なくなりました
早期治療すれば「前立腺がん」の5年生存率は90%以上と非常に高いです

何年か前にも「前立腺がん」について講座に参加しました
今回も日頃の食生活がとても大切と再確認しました
毎日の食事が私達の体を作っていますから “青魚” “緑黄色野菜” をバランス良く摂取し健康な体づくりを重ねることが基本です

正しい知識を知って超高齢社会を自分らしく生きたいです

命を大切にしながら豊かで楽しい人生を重ねましょう!

久しぶりにたくさんのことを集中して学ぶことができました
講座に直接参加できた … 嬉しい&感謝いっぱいの時間です (^^)

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