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「薬の飲み方」について

2018年1月26日[記事URL]

年を重ねるにつれて 「高血圧」「糖尿病」「骨粗しょう症」「動脈硬化症」などの病気を治療するために通院して診察を受けている方が大勢いらっしゃいますね
たいていの方は 症状を改善して少しでも健康に過ごすことを目指し お薬を処方していただいているのではありませんか?
毎日たくさんの種類の薬を飲んでいる方も多いはずです

最近は 各製薬会社もできる限り飲みやすいように工夫をしていますが 食前・食後に薬を飲むことに負担に感じてしまう方もいらっしゃいますね

食事の後 コップ一杯のお水(白湯)で薬を飲むのは けっこう大変です
ご本人はもちろんですが そばにいる家族の方も 身近な夫や両親が薬を飲む姿を見るたび … たくさんの薬を飲むのは大変と感じていらっしゃる方も多数いらっしゃるのではありませんか?
治療(回復)や予防(生命維持)のために お薬を続けながらの体調コントロールは大切です

今日は「薬の飲み方」について考えてみましょう

薬

加齢による喉の筋肉のおとろえと聞いて まず始めに思いうかぶのは『誤嚥性肺炎』です
テレビでも度々取り上げられていますから知っている人も多いでしょう

『誤嚥性肺炎』とは … 喉の飲みこむ時に必要な筋肉が衰えることにより 食事や唾液などが誤って食道ではなく気管に入り その先の肺に流れこんだ細菌が繁殖することにより起こる肺炎です

食事と同様 お薬が喉につかえることにも注意が必要です

お薬を服用するときには必ず 1錠ずつ飲んでください

一度に複数の錠剤を飲もうとして喉につかえることの無いように気をつけましょう

「少しのお水で飲みたいから … 」
「面倒だから … 」
「いそいでいるから … 」

このように思って数粒一緒に飲むと 喉に薬が張りついて危険な状態になってしまうことがあります
いったん張りついてしまった薬は 後からお水をたくさん飲んでもなかなかはなれず 違和感だけでなく苦しんでしまう可能性があります
お薬を飲む時には 必ず1粒ずつ多めのお水(白湯)で飲みましょう

普段の生活の中で意識して ほんの少しの注意をすれば防げます

「粉薬」が むせてしまうことを心配されている方は 薬局で「服薬用ゼリー」を買って 「粉薬」を練りこむように混ぜてから飲むとツルンと簡単に飲みこめます

特に「高齢者」や「脳梗塞」の後遺症がある方には おすすめします

お薬はきちんと飲まなくてはいけませんから … 近くにいる人が一緒に気をつけられると良いですね

“超高齢社会” での生活は「高齢者」が笑顔で過ごせるように 「薬の飲み方」についても多くの人が知っていると役立ちます

『気持ちが健康』で過ごせれば 体を積極的に動かしたくなります
体を適当に動かすことと 健康キープすることは 連動していますから日々の過ごし方が大切です

歌って過ごすことが “喉の健康キープ” にとっても良いですよ! (^^♪

楽しく歌える “はるはな”  への 参加をおすすめいたします

共用品(アクセシブルデザイン)を知っていますか?

2016年10月5日[記事URL]

最近『ユニバーサルデザイン』という言葉を聞くことが増えました

私自身 とても喜ばしいことと思っています

少し前までは『バリアフリー』と言う言葉が盛んに使われていましたが 時代が進むにつれて 現在では『ユニバーサルデザイン』という言葉がメインに登場することが増えました

『バリアフリー』とは 高齢者や障害のある人が 社会生活をしていくうえで 障壁(バリア)となるものを取り除くことを意味します
例えば 急なスロープや狭い道路や段差などを改善して 生活しやすい状態を示します

高齢者や障害のある人に対しての無関心や無知による偏見や差別など 意識上のバリアも含まれます

『ユニバーサルデザイン』とは 超高齢社会での年齢や能力・体格・障害の有無にかかわらず 全ての人々が暮らしやすい社会の実現を目指すことを示す言葉です

日常生活で感じている不便なこと … バリアが生じがちなことに目を向けていく
例えば用具などの使いやすさへの工夫などが含まれます

当初は 高齢者向けに開発されましたが 現在では 高齢者以外にも便利な商品として広く普及された 優れた商品がたくさん有ります

このように 特定の人ではなく より多くの人が使いやすい商品のことを『共用品』(アクセシブルデザイン)と呼びます

とっても身近なもの … 例えば『牛乳パック』は上部に 半円の切り抜きがあり 他の紙パック飲料と牛乳との識別ができるようになっています
「これ … ご存じでしたか?」

牛乳パック

これならだれでも触っただけで 牛乳とわかりますし どちらが注ぎ口かもわかります
「牛乳」のみにある印です(低脂肪乳やジュースにはありません)

人に優しいことって ちょっとした工夫でできるんですね

思いやり精神が 心の健康を後押しする大きな力になります
とっても素晴らしいことです! (^^)

せっかくの良いアイデアですから もっと多くの人に知っていただきたい ♡ ♡ ♡

明日は我が身かもしれません
お互いさまの目線が増えたら もっと快適に … 笑顔で生活できる可能性は無限大です!

牛乳パックを見ていたら … 何だか先が明るく感じられてきました

気持ちの健康は 体と連動しています
ステキな笑顔も増えます!

この輪をもっと大きく拡げていきたい!
いつもポジティブに生きる為 … 実現&継続できることから行いたいですね (^^)/

愛情をプラスすると『自立寿命』は伸びるんです

2016年1月19日[記事URL]

『健康寿命』という言葉が踊っています(^^)

誰もが願っている『健康長寿』

しかし加齢に伴い 「体力低下」や「機能低下」は必ずやってきます
様々な「低下」と … 少しでも緩やかにお付き合いするコツを 身近に見つけ過ごすことができたなら … きっと ” しあわせ度アップ “ しますね(^^)

それでも いずれは人の助けが必要になるかもしれません
介護を受ける生活になっても 明るい気持ちで生活するための努力や工夫は大切です
今現在 介護を受ける期間は平均10年を超えているんですもの … 関係ないではすまされませんね(ハイ)他人ごとではない自分事として捉える姿勢 …

お互いさまの意識を持ち続けることができたら … 心があたたまります♡(^^)♡

『一病息災』の精神でポジティブに生活できるよう「メンタルキープ&強化」も心がけましょう!私も負けない心で精一杯に頑張ります!(^^)/ (有言実行で自分にプレッシャーを … ここにメンタルトレーニングしている私がいます)

『衣・食・住』の環境はとても大切です

今回は『衣』についてのお話です

家族や近くにいる人の『愛情』という協力が有れば『衣』『自立寿命』が伸びるんです
洋服を一人で着たり脱いだりできると 積極的な笑顔で過ごせます(^^)/

私が取り組んでいることの1つをご紹介いたしますね
それは … パジャマの上着の “ボタン” です
何のこと?と思われるかと … はい ちょっとした工夫で喜んでもらえたんです(^^)
手先が使いづらくなってしまった時のこと … パジャマに着替える時に ボタン穴にボタンをくぐらせるのが厄介な様子だったので ボタンの糸をハサミで取って ボタンホールのすぐ横に縫いつけ そのかわりに大きめのスナップをつけてみました

これでボタンを簡単にとめられるようになりました(前についているボタンすべてスナップにつけかえましたが 見た目はボタンをはめたのと同じように見えます)

スナップなら簡単に “パチン” と留めることができるし 脱ぐことも簡単にできます
不便なことがなくなると 表情がやわらかくなり とっても嬉しそう … その顔を見た私も嬉しくなりました ♡ ♡

気にかけていたら自然に気がついた … ほんの少しのことですが『愛情』をプラスできたことで 『自立寿命』を伸ばすことができました

些細なことの継続で 心の寝たきりを防ぐことができますね

これからは『自立寿命』も伸ばしましょう!と声がけして『心の健康なお年寄り』が増えるように … 応援の輪を大きく拡げたいと考えています

(自立寿命を伸ばす会 主宰からの提案)

冷麦(お年寄りへのおもいやり)

2015年8月15日[記事URL]

「暑い夏は食欲がおちてしまう」このような方って多いですよね
熱中症の患者のニュースをよく耳にしますが
体内の水分量が子供や成人より少ないお年寄りは 食事から水分を摂取することも大切です
水分は飲み物に限らず 食事からも1日に約1.0ℓ位摂取できるからです(個人差はあります)美味しく食べて体力をキープすることも 夏を健康に過ごすための秘訣ですね(^^)
素麺・冷麦・お蕎麦などの「つけ麺」は食べやすいメニューです
ほんの少し盛りつけを工夫するだけで 食欲が進む方法がありますのでご紹介いたしますね
冷麦
一箸でとれる量の大きさに麺を分けてお皿に盛りつけるだけです
だれでも麺がくっついてしまって 思う量を箸に取れない経験をしたことがあるのではありませんか?
この写真は わかりやすいように1段だけですが 同じような盛りつけ方を もう1段重ねても大丈夫です(一口分を簡単にお箸に取ることができます)
とっても食べやすくなりますから是非始めてくださいね(^^)
食欲アップのために季節の薬味(紫蘇の葉・生姜・ねぎ・茗荷)を添えると良いですね
健康と栄養のバランスを考えたおかずも大切です
最近 私が作ったメニューは 南瓜煮・卵焼き・卵豆腐・ひじきの煮つけ・山芋料理・焼きなす・天ぷら etc.
その日の気分や時間によって 魚やお肉料理も作っています(青魚 ♡ 大好きです)
季節のトマトも火を使わずに食べることができる 体に良い食材ですね
暑い夏だからこそ体調管理が大切です
ほんのひと工夫を重ねていくこと 小さなおもいやりを重ねていくことが
お年寄りの 健康維持のコツと思います(^_^)v
きっと嬉しい気持ちになっていただけますね♡

徘徊についてのお話

2014年8月8日[記事URL]

「認知症で行方が分からなくなった高齢者が1万人を超えた…」
ニュースで取り上げられましたので 知っている人も多いことでしょう

家族(親)の介護について 事前に具体的に考え 備えている方は
あまり多くは いらっしゃらないと思います

自分の親が「認知症」になるとは認めたくないことですし
もしその兆候がみられても 信じたくないという気持ちが先に立つのが普通ですね

認知症に対する正しい知識を少し学んで理解するだけで
問題行動と感じていることを “偏見” と気付き 正しい理解ができます

     ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

今回のテーマは「徘徊」です

まず「徘徊とは何…?」
「徘徊」は 目的もなくウロウロ歩き回っている様子を示す言葉です

しかし一般に「徘徊」と呼ばれている行動は 意味(目的)があって行っています
その人なりの目的があって必死に行動している状況です
なので正確には徘徊しているのではありません

例えば 「娘が産気づいたのですぐに行かなくては…」
「急いで実家に帰らなければ…」このようなことを考えて行動しているのです

「娘はとっくに孫がいる年齢になっている…」「おかしなことを話している…」「そんなばかな…」と思ってしまうのが知識のない普通の人の感じ方です

無目的で意味のわからない行動をしているのではありません

行方が分からなくなるときの お年寄り(御本人)は一生懸命ですから
ふだんより歩くスピードもかなり早く歩くことができてしまいます

必死になっている お年寄りの話に 優しく耳を傾け聞いてから
じゃあ私も一緒に…と話を合わせて 迷い(思いこんでの不安や心配)から
解決へと導くように気持ちを添わせていけたら
お年寄りは安心して落ちつくことができるのです

やりたいことを頭から反対したり 侮辱のような言葉をあびせるのは逆効果です

認知症の人が歩き回らないようにしておこうという考えは間違っています

加齢による脳の衰えなどから 自分の将来に起こることかもしれないと
心で感じることができたなら 「困った行動」を早く理解できると信じます

何よりも「徘徊している」と思われている御本人が一番不安な状態にあります
TVの報道では 探している御家族の心配の様子は取り上げられますが
迷われている お年寄りの視線や立場は理解されずに … 取り上げられていませんね

超高齢社会なのですから 社会全体で見つめなおしていく必要があると感じています

1人でも多くの方に正しい知識をお伝えしたくて書きました

いつの時代も “北風と太陽” の心で接することができたら嬉しいですね♡

高齢者の脱水症状

2014年5月27日[記事URL]

これからの季節 太陽の陽ざしが強くなり暑く感じられたかと思うと
急な気温の温度差に体がついていけないことがあります

加齢とともに温度差に対応する体の反応も 少しずつ衰えがちになってしまいます

気をつけなくてはいけないことの1つに…

「高齢者の脱水症状」があります

私たちの体の半分以上は「お水」です
赤ちゃんの体内の水分量は70~80%ありますが
加齢によって体内の水分量はだんだん少なくなってしまいます

若い人に比べ 高齢者はさらに体内の水分量が少ないので
ほんのちょっとしたことでも脱水を起こしやすい状態です

高齢者やその家族は正しい知識を持つことがとても大切です

脱水の原因・対処法について一緒に考えてみませんか?

◇脱水の原因
 高齢者は体内の水分保持量が少ないのですが それに重ねて喉の渇き
 水分不足を感じる機能も衰えてしまうため
 こまめに水分補給せずにいる傾向があります
 食事の量も少なくなりがち…
 なので食事から摂取する水分も減ってしまいます
 喉が渇いたという自覚症状を感じにくいので
 水分を積極的に摂らずに過ごしてしまいがちなのですね

 また脚や腰が痛い 脚力が弱くなっているのでトイレに行くのが おっくうだから
 なるべく飲まないでいたいと思ってしまう方もいるようです

 何もせず じっとしているだけでも呼吸や皮膚からたくさんの水分を失っています
  (大人の場合1日に約1000mlと聞いています)

◇対処法
 食事するときに塩分少なめの汁物を添える
 10時・3時のお茶など必ず飲むようにする
 ゼリーや果物など喉のとおりがよいものもメニューに加える
 お風呂上りに飲み物を必ず飲む
 
 またドライフルーツを少し食べると自然に飲み物を飲みたくなりますので
 お茶やお水を摂取することができます(これは”はるはなメソッド”です)

 経口補水液(ORS)を利用するのも良いかと思います
 (失われた体内の水に近い飲料です)
 ただし担当医に相談してから使ってください

また 近くにいる人が脱水のサインに気付くことも大切です

  ・食欲が落ちている
  ・下痢 またはトイレに行く回数が減った
  ・さわると体がほてっているように感じられる(微熱がある)

夏に向かって暑さも厳しくなりますから早めに備えたいものですね

私は 歌うこと もおすすめします。
歌った後には飲み物がほしくなるはずです
大きな声で歌ってにこやかに…元気な笑顔で過ごせば気持ちも前向き
きっと食欲もわいて美味しくご飯を食べることができることでしょう

食べることの喜びは大切ですね=自分らしさが感じられリラックス&笑顔

ステキな時間を重ねることにこだわって

ハッピーエイジング を目指しましょう (^_^)v

認知症について考えましょう

2014年4月16日[記事URL]

今日のニュース…さりげなくいつものように観ていたのですが
「家族が気づかないうちに認知症になっていた」
「失踪で始めて夫や親の認知症に気付いた」
私にとってもショックなニュースでした
朝 散歩に出かけたまま帰ってこない…
家族の胸のうちを察すると危機感を感じます
昨年1年間で このような方が約9,600人もいらしたそうです
現在の認知症…約462万人
軽度認知症障害…約400万人
超高齢社会の今…直視しなくてはならない問題が身近にあるのです
老々介護、認々介護…まさか自分には縁遠いと思っていたことが
ある日突然やってくるのです
青天の霹靂(へきれき)のように…
しかし 家族が老いていく姿を直視していたなら
あたたかい眼で気づかっていたなら
また加齢に伴う情報をキャッチできるアンテナを大きく張り巡らしていたなら
もう少し進行しないうちに気付ける人も多かったのではないかと思います
自分の夫が、両親が…認知症になってしまう可能性を否定したい
いえ認めたくないがうえに眼を向けてこなかったことが
軽度認知症を見逃してしまう原因のひとつでもあるのです
大切な家族の幸せとは何か?
真正面から見つめてさえいれば…早期に治療を始めていれば
防げることや進行を緩やかにすることが可能な時代です
人は必ず老いていくのですから
そなえる意識を持つ人が少しでも増えたら良いなと感じています
家族だけではなく地域全体で取り組めたら良いと思っています
ある日…今まではあたりまえだったことができなくなる
近くにいる人が事態が深刻になってから知るのではなく
早めに知識を学びながら、意識して備えることにより
大切な身近な家族の変化に気が付くチャンスが増えますね
認めたくないわずかな変化でも…些細な変化に気付いた時に焦らず対応すること
それは日頃からの相手を思いやる愛情が土台となり生じることなのです
大切な家族と楽しく過ごす時間を少しでも多くしたいと思う気持ちが
お互いの幸せな日々を一日でも長く重ねることに直結すると信じます
支え合うこと、深い信頼の継続が人生を豊かに…笑顔の多い毎日に…
穏やかで幸せな毎日を重ねる為の原動力ですね
まだ早いと感じていても少しだけ早目に…
加齢による体や気持ちの変化を学んで備えることが
親しい人の人生を自分らしく重ねていくゆとりになります
笑顔で過ごせる日々は何にも勝る宝物です
難しい顔つきをするのではなく、また他人ごとではなく
地域全体で支え合うことにも視野を拡げて取り組むことが大切です
独居が多い地域では なおさらです
とっても考えさせられるニュースでした
元気な笑顔がいっぱいになりますように…
安心して生活できることが みんなの笑顔の原動力ですね
待ったなしの大きな課題…
思っていた以上に深刻なことと…胸に響くニュースでした
明るく前向きに…知識と心を豊かにして笑顔で過ごしたいものですね♡

高齢者の心の問題

2014年4月9日[記事URL]

老化について 最近テレビでも取り上げられる機会が増えました
超高齢社会をむかえた今、だれもがきちんと目を向けることが大切ですね
例えば認知症…
アルツハイマー型・脳血管性がほとんどですが
早期に気がついて診療をすれば病気の進行をゆるやかにすることも可能です
また高齢者のうつ病と認知症が似ている面もありますので素人判断は避けたいです
予防方法が具体的に放映される昨今ですが一番大切なことは
家族や周りにいる人達があたたかい思いやりを持って接することと思います
老化するのはあたりまえの事ですから…
やがて自分も辿る道 今のうちから学んでみようという目線も必要では…
人間が誕生して成長 やがて高齢者の仲間入り 逆らうことができないなら
正面からみつめてみると 自然に受け入れられる自分を発見できると信じます
“笑顔”で過ごせる時間が増えるきっかけにもなるはずです!
私は「老人」という言葉ではなく「お年寄り」という言葉を好んで使います
老いたる人ではなく 年を重ねた結果…お年寄りになるのですね…みんな平等に…
人生経験を重ねた方 = ♡お年寄り♡ ですね…
加齢によって体力が衰えてしまうと気持ちも塞ぎがちになってしまいます
もちろん個人差はありますが 無気力・うつ状態になってしまうことにより
だんだん行動範囲も狭くなってしまいます
するとますます悪循環…積極的な気持ちになれなくなってしまったことで
不安な気持ちがストレスを増し 生きがいを失なってしまうことも… etc.
活動量が少ないと肺活量も減ってしまいます
先細りの人生では淋しいですね
例えば 自分を育ててくれた親に 感謝の気持ちをこめて支えてあげたいと
勇気をもって積極的に本気になって考え接する気持ちは 必ず相手に伝わります
「いつも気にかけているからね…」この気持ちを向けることで
不安は笑顔に 負担や迷惑をかけている気持ちが軽くなって
体にも良い影響をあたえること間違いなしと信じます!
病気が雪だるま式に進行するかしないかは
生活しやすい環境を作ることと接する人の心しだいと言っても過言ではありません
良好な人間関係はお互いのストレスを軽減できますし
自然に信頼関係も深まっていくことでしょう
(頼ってもらえる関係づくりがよいですね♡)
また高齢者の心の問題「うつ症状」「認知症」は専門外来がここ数年で増えましたから
心配な症状が見られたときには 少しでも早いうちに専門医を受診して
それぞれの症状に合った治療を始めてほしいと願っています
受診は 「高齢者外来」「神経内科」「もの忘れ外来」「メモリークリニック」
    「心療内科」「精神科」などがありますので行きやすい病院で受診できますね
先生との信頼関係があれば お年寄りも寄り添う人も笑顔がいっぱいに…
笑顔は脳にも良い影響をあたえます
それでも疲れたなと感じた時には…深呼吸してみるのも良いですよ

入歯と食事の関係

2014年2月28日[記事URL]

ずっと健康な歯で食事できることも幸せのひとつです
しかしある程度の年齢になると入歯のある方が増えます
我が家は魚中心の献立が多いですが、時々肉料理も食卓にならべます
店員さんに「やわらかいお肉ですか?」と確かめて買っても
いざ食事の時に、噛み切れなかったり食べにくそうにしている姿を目にすると
悪いことをしてしまったと感じてしまいます
本当は栄養のあるものを食べて元気に過ごしてほしいから買ってきたお肉…
私までみじめな気分になってしまいます
またお肉に添える野菜は温野菜にするように心がけています
入歯だと生野菜のサラダはとっても食べにくくて時間がかかってしまいます
食事を楽しむどころか逆効果…何とか食べなくっちゃ!と…
かえってストレスを感じてしまうのではないでしょうか?
1日3回の食事は笑顔で食べてほしいです
そうすれば体も喜んで、消化や栄養の吸収もスムーズになると思います!
火をとおした野菜なら柔らかくなるだけではなく
量もたくさん食べることができますね
千切りキャベツもザルに入れてサッとお湯をかける程度の方が
入歯の人にとってはグッと食べやすいようです
素材の味、食感が残っている程度です
これは健康な歯の人がムシャムシャと歯ごたえ良く食べる感覚に似ていると思います
食べごたえも美味しさのひとつですから…大切なポイントです
(歯と歯茎の状態に合わせた固さなら味わいも豊かに…きっと笑顔で食事ができますね)
素材の味を活かして塩分ひかえめのお料理を心がけていますが
これは将来の自分のためにも良いですし生活習慣病予防にも役立ちますね
また入歯は体調の変化(体重)によって噛み合わせが微妙に変化してしまいます
例えば…歯肉がやせてしまうとわずかな隙間ができてしまいます
美味しいはずのフルーツ…
ある日「苺やキウイの種が隙間に入ってしまい痛くて食べられない」と
母が遠慮がちに教えてくれました
今まで痛いのを我慢しながら食べていてくれたのね…ごめんなさい
悪かったなと思い悲しい気持ちになってしまいました
食べることが大変だと気持ちも明るくなれませんから近くにいる人が
温かい気持ちで見守ること…それが介護される人の安心感になります
若い人には気がつかないことがいっぱいあるのね…
工夫するから、これからは些細なことでも早めに話してねと思いました
リンゴはおろし金ですりおろしすと半分くらいはスプーンですくって
ペロッと食べてくれますから私もニッコリできます
その年齢になるまでは気がつかないことがたくさんあるはずです
気軽に言って教えてもらえるように…いつでも聞く耳を持っている私になりますね♡

寒い時期の車椅子

2013年12月21日[記事URL]

季節が寒くなるこの時期、簡単なことですが、案外知られていないことがあります。
車イスに乗っての移動は思っている以上に寒いということです。
考えてみたらなるほど…とすぐに分かることなのですが、特に下半身が寒いのです。
押している人(介助者)は歩いているので、あまり感じないのですが、車イスに乗っている人は体を動かさないので、囲いのない乗用車に乗っているのと同じ状態になっています。車イスに座っての移動は、風を直接体で受けてしまいます。体を動かしていれば体はあまり冷えないのですが、ジッと座って介護される人は、体の熱をどんどん奪われてしまいます。上半身は上着や帽子、手袋でしっかり防寒していても、下半身は囲いのない椅子に座っているのと同じ状態なのです。
これからの時期、フリースなどの軽い素材のひざ掛けを利用することをおすすめします。半分にたたんでひざ掛けにして足元まで覆うだけでも、とっても暖かく感じられます。ただでさえ血流が悪くなくなってしまいがちなお年寄り…しかも加齢とともに足先の感覚もだんだんにぶくなってしまいます。介助する人がひざ掛けを用意するだけで、下半身があたたかく感じられるのです。
このちょっとした気づかい、いたわりの優しい気持ちが介護を受ける人の笑顔につながると思います。
介護する人も、介助してもらう人も、ちょっとした簡単なことで心があたたかくなるはずです。車イスの人を眼にする度…みなさんに知ってほしいと感じています。

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