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2015年3月30日[記事URL]
先日 日本グリーフケア協会の「グリーフケア・アドバイザー講座」に参加しました
ずいぶん前から参加したいと思っていましたので
スケジュール調整をしながら ようやく講座に参加することができました
人生につきものの 大切な人との別れ… 誰もがいつか経験することです
かかわりあった時間に正比例するが如く言葉では例えることはできないほどの
大きな哀しみ・自責の念・後悔・嘆き etc.
親しい人を失った時 = 死別をきっかけにわき起こる感情と混乱について学びました
悲嘆反応は個人差があります
かなり複雑な悲嘆がある … これが現状です
日本はグリーフケアの意識は諸外国に比べると かなり意識が低いように思います
東日本大震災をきっかけに 少しずつ興味を持たれる方が増えていると耳にしています
まだあまり一般には知られていない … それが現状です
超高齢社会で独居の方が増える一方ですし
正しい知識を身につけて いざという時に支え合うことができたら心強いですね
例えば …
親しい人を無くしてしまい 残された方たちに「頑張って…」という言葉は似合いません
既に ご本人は十分に頑張って過ごされています
ですから「頑張っているのだから たまには力を抜いてね…」と
このように声がけできるように心がけると良いそうです
自らの心の有り方を考える機会になりました
具体的なお話はいたしませんが…
音楽が精神面に良い影響を与えることも … 一役かっています
大きな声で歌うことにより 気持ちのチェンジを上手にすることも可能です
これからもしっかり学びながら 音楽と組み合わせ 工夫のエッセンスを添えて
一人でも多くの方々の道標になれるように “笑顔” で頑張る覚悟です
2014年2月14日[記事URL]
「グリーフ」とは…悲嘆
「グリーフケア」とは…親しい家族を亡くした後、嘆き、苦しみ、
哀しみのなかにいる人達への理解を深めてサポート、ケアすることを意味します
家族や愛する人を亡くした後、自分の気持ちではコントロールすることができない状態
それは自分の想いとは全く関係なく、突然つらい悲しみが湧き上がってしまったり
悲嘆の溝にはまりこんで容易に抜け出すことができなくなってしまい…深く苦しい…
このような状態になってしまう方はたくさんいるのですが体験した人にしか解らない…
一人で抱えてしまいがち…これが現状なのです
一般に哀しみのトンネルを抜けるには2年位の時間が必要と言われてはいますが
体験したことのない人には「悲嘆」にくれる近しい人の気持ちに気づくことなどなく
逆に傷口に塩をなびるような暴力的な言葉を発してしまうことがみうけられます
むしろ2年という時間は短すぎるようにも感じられます
アメリカやヨーロッパ等では「悲嘆ケア」遺族のケアが日本より認知されているようです
死別悲嘆は人それぞれ違ってはいますが、看病や介護など一生懸命に行った人ほど
この衝撃は大きいようです
哀しみを癒す方法…複雑な悲嘆ケアに関する知識を持っている人
または優しく支えられる人や場所(仲間の会)を耳にすることはほとんど無です
東日本大震災がきっかけとなって少しずつ「グリーフケア」の存在を知る人が増えたと伺いました
家族を亡くしてしまった時、その嘆きに耳を傾けてくれる人がいたら…
きっと少しは報われる、救われるはずですね
私も少しずつですが勉強したいと考えています
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