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婦人科ダビンチ手術

2022年11月29日[記事URL]

さんのう健康講座に参加しました
医療の進歩は私たちが想像しているよりはるかにスピードが速く感じられます

婦人科手術の多くがすでに開腹から傷の小さい低侵襲(ていしんしゅう)手術に置き換わっています

患者さんの体に与えるダメージが少ない低侵襲手術には「腹腔鏡下手術」と「ロボット支援下手術」の2種類があります

「ロボット支援下手術」は医療用ロボット「ダヴィンチ(da Vinci)」です
医師はダヴィンチのコントローラーを操作してロボットアームの先に装着された器具を思い通りに動かしながら手術を進めます
「ロボット支援下手術」は従来の腹腔鏡下手術に比べてより正確で細かい手術が可能です

待ちに待った最先端の「婦人科ダビンチ手術」について直接お話をお伺いすることができました

今回のタイトルは …
婦人科ダビンチ手術
~腫瘍専門医の技術と最先端医療テクノロジーの融合~


婦人科腫瘍専門医は婦人科腫瘍に関する臨床実績・手術経験・学術活動が豊富なこと
専門医申請資格は日本国の医師免許を有することはもちろんですが 日本産科婦人科学会認定産婦人科専門医 / がん治療認定医であることなどの条件が必要と伺いました

日本婦人科腫瘍学会 が認定の 婦人科腫瘍専門医
1086名(全国)205名(東京都)(2022年5月11日現在)

日本産婦人科内視鏡学会 が認定の 腹腔鏡技術認定医
1216名(全国)208名(東京都)(2022年7月1日現在)
技術や安全性が重視されるそうです

日本には産婦人科の医師は10,000名以上います
そのうち 婦人科腫瘍専門医と腹腔鏡技術認定医のダブルライセンスを持たれている医師は約3.1% と聞いておどろきました
婦人科のサブスペシャリティ 専門医 / 認定医制度
わかりやすいように図式化してみました


先進の医療テクノロジーですが高度な技術と豊かな経験を重ねた医師が「ダビンチ」を駆使しているのですね


手術の画像を見せていただきながらお話を伺いました

医師がコンソールというコックピットのようなものからカメラの鮮明な3D画像を見ながら手術します
出血はほんのわずかでした(ほとんど無いように見えました)

医師が手術をおこなうにあたって大切にしていること
・安全性 治療行為によって健康を害してはいけない
 いま目の前にいる患者さんの利益 を第一にする
・根治性 安全性を損なわないことを前提として最大限の治療効果を得る
・低侵襲性 安全性・根治性を損なわないことを前提として
 患者さんの負担が小さく かつ将来的な伸びしろの大きい治療方法を選択する
 現在だけではなく 未来の患者さんも見据えて 治療療を行う

何回も「安全」という言葉を耳にしました
また山王病院での手術のための入院期間トータル6日
費用は腹腔鏡と変わらないそうです(2018年に保険収載されるようになりました)

最先端医療テクノロジーは腫瘍専門医の技術との融合があって成り立っていることを強く感じました
医療はどんどん進化していきますが基本は自分の身体の日々の健康や変化に気を向けて過ごすことが大切です

健康で過ごせることって当たり前のようですが当たり前ではないと … 感謝の気持ちが湧いてきました
前向きに今できることを大切に重ねながら過ごしていこう!
晴れ晴れした気持ちで帰路につきました(健康万歳)

 

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