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2014年9月24日[記事URL]
歌のレッスンを受けている人が 誰もが1度は感じることを 幾つかをあげてみます
「レッスン時に先生から 今の発声法が良いと言われたけれど感覚的によく解らない …」
「人にはどのように聞こえているのか よくわからない」
「お風呂に入りながらだと気持ちよく歌えるけれど … レッスン時は声が出しにくい」
「マイクで歌うと 歌っている自分の声が違う人の声のように聞こえる」 etc.
このようなことを経験したことのある人はけっこう多いと思います
せっかく楽しく歌いたいのに どのように歌えばよいのか迷ってしまうと
こんなに悩みながら歌うつもりではなかったのに … など気がかりなことが起こります
これは 上手になりたいと真面目に考えている証拠ですね
上達する過程として 越えなくてはならない自然なことです
しかし 一生懸命に練習しても なかなか解決方法を見つけるのは難しいですのが現実です
解決するための手軽な方法として …
『自分の歌っている声を録音して聴いてみる』ことをおすすめします
練習中やレッスン中の歌っている声を録音して … それを再生して聴いてみましょう
(レッスン中に録音したいのなら 先生に一言ことわっておいてくださいね)
(熱心に指導してくださる先生なら「どうぞ …」と答えてくださるはずです)
再生した歌声を聴いて始めに感じるのことは …
「これって私の声なの?違う人の声に聴こえるけれど … 」だと思います
『はい … これがあなたの本当の声なのですよ!』
「えっ信じられない … 」と思って驚いても まぎれもない本当のことです
では … どうしてこのようなことが起こるのでしょうか …
このように感じてしまうのでしょうか?
その答えは『骨伝導』があるからです
声は 顎や頭蓋骨に響いているので 他人が聴く声と自分に聴こえる声とは違っています
試しに両手の手のひらを左右両方とも耳にくっつけるポーズをしてみてください
まわりの声が聞こえにくい時に 耳たぶの横に手をあてるホーズです
この時に注意するのは 顎のラインにそれぞれの親指をピッタリとくっつけることです
ピッタリくっつける理由は 口から発した言葉や歌声が
ごく近い位置にある耳にダイレクトに届かないように遮断するためです
そして 歌ってみてください(大きめの声で話してみてもけっこうです)
今まで自分の声と思っていた声が違って聞こえませんか?
これは手のひらをあてることで 少しでも声を遠くから聞こえるようにしているからです
骨伝導はしていますが 距離のあるところから聞こえてくる声ですから
他人に聞こえている声に近づいた状態になります
大抵の人はこれで 自分に聞こえている声と他人に聞こえる声は違っている
「なるほど … そういう訳だったのか」と認識することができると思います
客観的に自分の歌声を聴いてみることって大切です(話し声も同じです)
時々で良いですから試してみてください
録音して 客観的に聴いてみると ふだん気がつかない
音程(ピッチ)やビブラートについても 的確な判断ができます
また歌は体が楽器ですから 経験豊富な方の指導やアドバイスを受けながら
自分の良いところと悪い癖を知って 楽器である体をみがいてください
正しい声を出せるテクニック(習慣)を身につけてほしいです
そのお手伝いをするのが私の仕事です
健康な体で正しいテクニックを身につけて歌うと
自然な発声法なので 将来的に歌える期間も延ばすことができます
加齢による体の変化に合わせて無理せず歌えるように
その方に一番合った歌い方のアドバイスをさせて頂いています
真剣にステージでの演奏することを長年重ねてきましたから
メンタル面も含めての総合的なことまで 相談に応じたレッスンを心がけています
指導者としてのやりがいの部分です
これからも皆さん方のよき理解者&指導者として努めて参ります
そして自分が歌いたい曲だけではなく
自分に合った曲を見つけて歌えるように
レパートリーをふやすアドバイスもお手伝いいたします (^^)/~~~
ちょっと勇気も必要ですが …
「歌っている声や話し声を録音し そして再生して聴いてみる」
この方法を活用しながらポジティブに …
” 声の健康と美しさをキープ ” しましょう!
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