2014年7月16日[記事URL]
ここ数年の夏の暑さは 今までになく厳しくなっています
これからが「夏本番」最も注意したいのは「熱中症」
テレビでも「熱中症予防」の情報を頻繁に行っていますが
いつ自分や まわりの人たちが「熱中症」になっても不思議ではありません
一般成人の体は 約60%が水分です
高齢になるにつれて 体内の水分量は少しずつ減ってしまいます
乳幼児は体内の水分が成人より はるかに多いですが
自分で判断して水分補給をすることができません
高齢者・乳幼児とも 近くにいる人が見まもって支えることが大切です
熱中症(脱水症)のサインは まず喉の渇きです
しかし高齢になると 喉の渇きを感じることがなくて
そのまま脱水症が進行してしまうことがありがちです
脱水を簡単に見分ける方法
例えば … ① 爪をグッと押し はなしてから2秒以内に赤くならない(白っぽい)
② 脇の下がしめっていない(渇いている)
これらは どこでも手軽に行える方法です
もし「熱中症」になってしまったら … 先ずは涼しい場所に移動と水分補給です
また やや重い症状になると 吐き気 を伴っていることもあります
危険な状態ですが 一度にたくさんの水分を補給するのではなく
少量ずつ くり返し飲ませるのがコツです
(自力で水が飲めない場合は緊急事態ですから 救急車を呼んでください)
きつい洋服を着ている時は ゆるめること
脇の下や 脚のつけ根の内側の部分を冷やすと血液が冷えるので
全身の体温を下げることができます
ふだんから こまめに水分補給するために ペットボトルや水筒を携帯することも大切です
室内にいても熱中症にかかる可能性はあります
温度計や湿度計をこまめにチェックして
エアコンを適切に使い 水分補給も心がけてください
「熱中症」は急に悪化することもありますので注意が必要です
軽い症状でも 改善する様子が見られない時には
医療機関を受診しましょう
また夜も室内の温度が下がらない場合も多いですから
熱中症予防 のためにエアコンも利用しましょう
(室温の下げ過ぎも良くありません … 恒常性が狂ってしまいます)
夜寝る前に コップ1杯の水(ほうじ茶・麦茶)を飲んでから休めば
脱水症の予防にもなります
(ただし ビールなどのお酒は水分補給になるどころか
利尿作用がありますので逆効果です)
スポーツドリンク や 経口補水液 を利用することも効果的です
持病がある方は 未然に防ぐための方法を
ふだんから主治医に相談しておくと安心できますね
「水と健康」水分と体調との関係に目を向けて 楽しい夏を過ごしましょう
Copyright© 2019 歌と健康 表情筋トレーニングで健康増進|はるはな All Rights Reserved.