HOME > はるはなblog > 籔内佐斗司さん 文化講演会へ行きました
2015年11月22日[記事URL]
久しぶりに「文化交流会」へ行ってきました(^^)
彫刻家として有名な 籔内佐斗司さんは NHK教育テレビで仏像について出演されていたことがあります
誰にでもわかりやすいお話をされる方から 直接お話を聞ける機会 …
ずいぶん前から今日を楽しみにしていました
作品として馴染みがあるのは 2010年に奈良で開催された「平城遷都1300年祭公式キャラクター・せんとくん」
籔内先生ご本人に似た『童子』のキャラクターの仏像は 一度見たら誰でも笑顔になれる愛らしい姿です
彫刻家で東京藝術大学大学院教授(文化財保存学専攻)の肩書きとお伺いするだけで 難しそうなお話かしら?と思いがちですが 一度でも姿を拝見したら その途端 誰もが心和んで笑顔になれちゃうお人柄です(^^)
関西弁をまじえながら気さくにお話してくださるのですが 「ほとけさまキャラ」でとても楽しい公演会は まったく知識のない人にでも簡単に理解できる語り口で魅力がいっぱい
お釈迦様の誕生から入滅までのことや 仏教が歩んできた歴史をお話して下さるのですが ふつうなら難しくて頭が疲れて顔までカチンカチンになる内容のはずなのに こんなに楽しく勉強できるなら もっとたくさんお話を伺いたいと思いました
仏像もそれぞれに意味があり例えば 弥勒菩薩(みろくぼさつ)の半跏思惟(はんかしゆい)のポーズは釈迦が出家の直前にこれからの修行の道のりを沈思黙考している姿として造られているそうです(そのような意味があるのなら大切なことを沈思黙考する時に真似してみようかしら … )
「なんだ お釈迦さまや仏教・仏像の話って肩の力を抜いて語れるのね …」って思えちゃいます
籔内佐斗司先生独特の 愛らしい童子の姿をしたブロンズ彫刻の魅力にますます引き寄せられてしまいました
インドや中国は仏教と切り離すことはできませんが 有名な “赤鬼” “青鬼” は日本でできた独自のものだそうです \(◎o◎)/! 愛染明王の体が赤いのが “赤鬼” で不動明王は青色の体なので “青鬼” と教えてくださいました
愛染明王は女性で不動明王は男性と伺いましたが 男女とも怒ったら鬼のように怖いのがわかったような気がします
人の心を穏やかに保ってくれるのが 「ほとけの教え」ですね
穏やかな気持ちでいられることは「心の健康」です
歌うことでも「心が健康」になれますね
終了後 もう少し学びたいとの気持ちから 記念に1冊 … 籔内佐斗司先生がこの夏発刊された本を購入しました
そこにはサインもしていただきました
ふだんの生活から離れて 心を開放しながら過ごすことができました
余分な体の力みがとれて気分がよいです(^^)v
これから年末に向かい 何かとせわしなくなりがちですが 温かい気持ちで過ごせるように笑顔を心がけて頑張ります(^_^)/
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