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2018年4月18日[記事URL]
国際福祉大学三田病院の『健康セミナー』に参加しました
今回のテーマは「リンパ節が腫れてるって言われましたが、大丈夫?」
悪性リンパ腫・血液腫瘍センター長
国際医療福祉大学 医学部教授の 畠 清彦先生です
リンパについては リンパが腫れやすい・リンパマッサージ・がんリンパ節転移・リンパ腫など耳にしたことがありますが 今回専門的なお話をうかがえると思い参加しました
内容は …
◆ リンパ節
◆ 診断から治療までの流れ
◆ リンパ腫
「悪性リンパ腫」について … がん腫の中で11番目に多く 血液腫瘍で最多で次第に増えているそうです
診断から治療までの流れについてのお話を伺いましたが 組織学(病理学+遺伝学)的分類は WHO の分類で60種類以上あるそうです(おどろきました)
病理診断はもっとも重要です!
診断は「骨髄検査」を行い骨の中に悪いものがあるかどうか調べて病理診断と病気の広がり(ステージ)やリスク因子を調べます
また合併症など抗がん剤治療の障害の有無やB型肝炎・C型肝炎・心臓疾患・糖尿病や神経障害の有無を確認してから治療が始まります
画像検査は PET/CT・超音波・MRI・アイソトープなど必要に応じて行います
免疫検査でリンパ腫のタイプ(T細胞リンパ腫・B細胞リンパ腫・NK細胞リンパ腫)を調べ 遺伝子検査では がん細胞の種類を調べます
治療には日常の生活が大切とお話されていました
抗がん剤の副作用は腸が動きにくくなることによる “便秘” が多いそうです(オプジーボという薬が有名ですが この薬の副作用についてもお話くださいました)
また体をしめつけてしまう洋服もさけたほうが良いそうです
しっかり治療するためには無理なスケジュールで生活はしないことも大切(無理をして副作用で苦しむことの無いように)
治療薬は時代と共に変わっているので “治るがん” が多いとのこと (^^)
希望の光が射しているのですね
病気になっても 先を明るくみて治療できますから 落ち込まないで闘病生活できます
病気としっかり向き合うことができれば効果的な治療が可能です!
再発しても落ちこまないことも大切です(保険適用の薬も増えました)
早期発見&早期治療のためには がん検診を定期的に受けることが大切です (^^)
がんは治せる時代になったのだから 自分の体を守るために もっとたくさん勉強したいと思いました
畠先生からの治療のためのメッセージは …
① 抗がん剤で治るがんもある
② ふだんの口腔ケアをしっかりする(虫歯は治療しておく)
③ 痔も治しておく
④ 便秘しないほうが良い
⑤ 生活習慣病はきちんと管理してコントロールしておく
日頃から “糖尿病のリスク” “口腔衛生がとても大切” と感じていますが 今回の健康セミナーに参加させていただき さらに思いが強まりました
「歯が残っている人ほど長生きする」と言われますが そのためには 正しい歯磨きをすることがとても大切です
特に寝る前の歯磨きは 誤嚥性肺炎予防にもなりますので毎日ていねいに行ってくださいね
現在2人に1人が がんになると言われています
身近な病気ですか 治療の目標に役立つ情報にアンテナを向けて備えておくことは大切です
日々進化する情報を知って万が一に備え 健康維持の意識を継続しながら過ごす人が増えますように ♡
わかりやすく専門的なお話をお伺いしながら たくさん学ばせていただけたことに感謝いたします
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