2018年9月15日[記事URL]
国際医療福祉大学三田病院の『健康セミナー』に参加しました
今回のテーマは『歯周病と全身疾患』
~歯周病が全身に及ぼす影響について~
何年も前より かかりつけの歯医者さんに “歯周病” が 「糖尿病」の人の全身に及ぼす影響の怖さを教えていただいているので参加したいと思って出かけました
今回は 国際医療福祉大学三田病院
歯科口腔外科 川本 義明先生です
歯を失う原因は “虫歯” と思っている方が多いと思いますが 実は “歯周病” が一番多いそうです
“歯周病”… 42%
“虫歯” … 32%
“破折” … 11%
このような順番です
“歯周病” とは …
慢性辺縁性歯周炎(歯周病)
“歯垢” が主原因で う蝕と異なる口腔細菌が “歯肉溝” 内で増殖することで発生します
しだいに “歯周ポケット” を形成し歯槽骨の破壊吸収をきたします
“歯周病” の成立・進行には “歯垢が石灰化した歯石” も重要な役割を持っています
“歯周病” と全身疾患の関連では「糖尿病」が増悪因子のひとつと考えられています
また “歯周病” が関わる全身性疾患は …
・糖尿病
・関節リウマチ
・骨粗しょう症
・妊娠トラブル
・誤嚥性肺炎
・認知症
・喫煙関連性歯周炎
・心臓血管性疾患
いずれも直接関係ないように感じますが “歯周病” が全身の健康にに与える影響はたくさんあるそうです
「糖尿病」についてのお話がたくさんありましたのでピックアップしてお伝えいたします
糖尿病の合併症は …
① 網膜症
② 腎症
③ 神経障害
④ 末梢血管障害
⑤ 大血管障害
⑥ 歯周病
どれも怖い病気です!
しかし “歯周病” を治療することにより「糖尿病」が改善されることがかなりあると伺いました
他の病気も “歯周病” との関連が考えられるとお話しされていました
超高齢社会ですから 健康な歯を保つための意識を持って日々努めることが大切です (^○^)
食事がおもうように摂れないと気持ちも前向きになれませんから … 大切です ♡
毎日の歯磨きはもちろんのこと … “虫歯” や “歯周病” の有無を定期的に歯医者さんに通ってチェックしたり アドバイスいただきながら過ごせば かなり予防できます
お口の中の衛生を心がけると “誤嚥性肺炎” の予防にもなります
歯が無いと肺炎の発症率が高くなるので 入れ歯を使用して美味しく食べる … 何よりも栄養を吸収しやすく保つことが大切ですね
『8020』80歳で自分の歯20本キープを目指して過ごします (^^)
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