歌と健康 表情筋トレーニングのはるはな

健康増進&のばそう健康寿命

HOME > 高い音を上手に歌うには…

高い音を上手に歌うには…

2014年6月18日[記事URL]

「高い音は どうしたら きちんと歌えるのですか?」

このような質問をされることが度々あります

自分の思いうかべているイメージで歌えたら気持ちが良いし
上手に聞こえると思うから … でも思い通りに歌えない…

このように悩んでいる方が多いです

私は どんな人にでも理解して頂けるようにと祈るような気持ちもこめて
お応えさせていただいています

こんな風に…
きちんとした腹式呼吸をしながら お腹まわりの筋肉をしっかり使いましょう
そして お尻のあな をキューッと引きしめるのがコツです
(キューッと入れこむような感じでゆっくりと … それに時間をかけてという感じです)
この時に 肩や全身の力みが抜けて歌えれば 五線の中の音は歌えるはずですよ…

このように お伝えしてから 私自身の声を皆さんに聴いていただきます
体の使い方が解るように もう一度 具体的に歌っている時に使っている体の動きを
私の体の状態を 目でも見て確かめていただいています

たいていの皆さんは 「すご~い! こんなに動いているんですか?」… と
ビックリされてしまうのです
まるで珍しいもの(化け物)を見るような目つきで …
「いつもお話しているでしょう…」と … 私 …

そして「歌はスポーツと同じように 体を継続して使いながら歌っているのですよ」
   「ステージで歌うと とっても汗をかいて ドレスのウエストが…」
   「でも 私が生まれた時の産声は みんなと同じはずですね…」
    (ちょっと ふざけて解りやすいように …
    ”オギャ~ オギャ~”とオペラチックに歌うと 皆さんやっと納得されるのです)

   「車に例えて言うならば お腹がエンジンルーム」
   「日々の練習の積み重ねで このエンジンルームを大きくしていくイメージ …」
   「エンジンが最初は軽の車 そして 1200ccの車 … もっと練習して1500cc …」
   「2000cc位になれば長いフレーズも 高い音も余裕を持って歌えますね」
    (皆さん とっても納得した お顔になるのです … )

   「私たち(歌手)は 朝起きたら まず今日の自分の体の調子はどうかしら?と

    体を起こしながら確認して 動かすことを考えているのよ …」と私…

    ここまでお話すると「ふ~ん …」

    この時に素直に受け入れてくださる方は その後少しずつ立っている姿勢にも
    嬉しい変化が見られます
    姿勢が美しくなって 声もスムーズに自然に歌えるように変化します
    (納得して声を出すのみではなく 姿勢と腹式呼吸を
     日常生活の中で少しずつ意識されるようになっていきます)(個人差有り…)

歌は有酸素運動です
  マイペースで行えるスポーツなんです!!

私の経験から … 中高年以上でも 始める年齢は さほど関係ありません
♡ 意識の問題ですね ♡ 

私が知っているだけでも”80代”の生徒さん数人いらっしゃいます
おひとりで通われていらっしゃいます (拍手!!)
もうすぐ80歳になる方も “複数” いらっしゃいます
素晴らしいことです (^_^)v
皆さん笑顔がステキですし とっても自然にお若い声で歌われています

大切なポイントを身につけて歌うことで 気持ちもしっかりされている姿に
私が同じ年になったら この方たちのように過ごせるかしら? などと
考えが頭の中を横切ります (気持ちの健康が一番大切ですね)

高い音域の声だけ きちんと出そうとするのではなく
どの音も体をしっかり使いながら歌えば良い…と確信(悟り?)

このような皆さんにお会いできることが私の幸せです♡

聞いたり見ているだけではなく 前向きにとらえて信じ 行動にしてみることの大切さ …
たくさんの皆さんの姿に 信じて行うと笑顔になれるという 素晴らしさが あるんです♡
これが 〚 何にも勝るしあわせ 健康長寿 〛

これからも 歌う時のポイントなど … 時々お伝えいたしますね♡

歌って エイジングケア

2014年6月15日[記事URL]

いつまでも自分らしく “すてき年齢(とし)重ねましょう!”

健康キープのために スポーツや簡単な体操 ウォーキングなどされている方は多いですね

最近の気になるニュースで 認知症の行方不明者が多くいらっしゃるとのこと…
とっても心が 痛みます
超高齢社会が抱えている大きな問題です

『世界でトップの長寿国日本』
人口の割合が多い 団塊世代が待ったなしで高齢者の仲間入りをしています

一人でも多くの方に “はるはなメソッド” を お伝えたいとの使命感に燃えています

        ♡ ♡ ♡ ♡ ♡ ♡ ♡ ♡ ♡ ♡ ♡ ♡ ♡

“歌とエイジングケア” の関係について 簡単にお伝えします

健常高齢者(元気なお年寄り)でいるためには 加齢による様々な衰えを
できるだけ少なくするための 取り組みが必要なのは言うまでもありません

しかし突然 本格的な運動をすると かえって体を傷めてしまうかもしれません
無理は禁物です
全身を使って歌う 有酸素運動(エアロビクス)は
腹式呼吸を基本として 体の柔軟性が高まり 血流改善や心肺機能がアップします
また 気になる骨盤底筋群も鍛えられますから 自然に尿漏れ改善も期待できます

“はるはなメソッド” は 体(頭のてっぺんから足先まで)の機能改善と
表情筋トレーニングや脳トレを同時に行います

姿勢が良くなり 見ため年齢も若くなり 嬉しくてニッコリ笑顔の方が多いです
自然に楽しく 全身の老化予防(エイジングケア)することができます

高齢者の 嚥下機能低下が原因の「誤嚥性肺炎」
飲みこみ必要な喉の筋肉の仕組みを知って 嚥下反射のエイジングケアも
効果的に行います (好きなものを一生食べられることは 大きな幸せです!)

同時に 顔からあご 首にかけてのプロポーションが美しくなります
とっても嬉しい “おまけ” です

生徒さんの中には この “おまけ” に魅力を感じている方が とても多いです
“おまけ” は いくつになっても嬉しいものです … ますます笑顔になっちゃいます

みなさん自然に健康情報にも興味を持たれるので 私もとっても嬉しいです♡

前向きな姿は どんな薬より 精神的安定や元気のパワーアップにつながります

寿命がのびても 日々の生活に支障が出てしまったら一番困るのは 自分です
上手に 体と気持ちをメンテナンスしながら 歌ってエイジングケアを…

“はるはな” のオリジナルメソッドは 企業秘密なので…今はこれ以上語れません
是非 参加してたくさんの方に体感していただきたいと思っています

“歌って エイジングケア” の続きを読む

歌ってメンタルトレーニング

2014年6月5日[記事URL]

日常生活の中で 「ストレス」 を感じない日はありません

   メンタルヘルス    

健康増進というと まず体の健康を考えてしまいがちですが
メンタルヘルス(心の健康)の保持・増進が とっても大切です

私たち人間は「心」で感じて どのようにするかを考えて決断して
その後 “何らかの行動” をします

ストレスと上手に向き合えるように 心のトレーニングをすることにより
これから先の人生を もっとポジティブに過ごせるはずです

例えば…もし病気になってしまった時など
心の在り方が病気の治療や回復期のリハビリなどに 大きな影響を与えます

“何らかの行動” とは…
これは 「つらいけれども頑張って治療(リハビリ)して早く元気になりたい」
あるいは 「つらい治療はしたくない…どうしてこんな目に合うのだろう…」

「気持ち(心)」が次の行動をおこして やがて結果へとつながります
肯定的になれるか否定的になってしまうかで その後の人生に差が出ます

メンタルヘルス(心の健康)をしっかりとキープして
さらに強くするのが「メンタルトレーニング」です
トレーニングと言っても 気軽でとても簡単な方法です
それは『歌を歌うこと…』

お腹の底から歌うことで 自然に気分転換することが可能です
歌ってみると呼吸が整えられ 血液の中に酸素がたくさん取りこまれます
呼吸が整うということは 穏やかな気持ちになれるということです

  自 + 心 = 息(文字通り らの 心 の状態が 息 なのです)

歌うという行動は喋る時と比べると息がゆっくりになります
お腹(腹筋や骨盤底筋群や肛門)に力が入ります
丹田にも力が入りますね

息が整ってくると 頭がスッキリします
気持ちを落ちつかせ リフレッシュする効果もあるはずです
歌っていたら気持ちが動きます(歌って悲しくなる人はあまりいないですよね…)
気持ちの洗濯をしてスッキリ気分…晴れやかな気持ちになれますね

これが 自然なメンタルトレーニング です

この感覚を体でしっかりと覚えておいてください

気持ちにゆとりがある時は 視界も広がることでしょう
それは自信につながります
そしてやる気にもなるはずです
何があっても「先を明るく見て過ごそう!」と思える気持ちが大切です

また 日頃から 心を柔軟にすることも心がけましょう
アメリカでは 笑うだけの治療があるそうです
本当に笑っていなくても笑うポーズをするだけも効果があるそうです
意外かもしれませんが本当の話です
心が柔軟になれば かまえ過ぎることもなくなります
笑いの輪が広がることってありますよね…

私の体験では…笑うポーズをするだけで フッと肩の力みが楽になる事が多いです
自分らしい人生を重ねるためにも必要と…思っています

簡単な方法のメンタルトレーニングを行ってメンタルヘルス(心の健康)
ポジティブな人はどこから見ても魅力を感じられます ♡ 好感が持てます

心の健康にこだわって “すてきに年齢(とし)を重ねましょう!” (^^♪

加齢と声

2014年5月23日[記事URL]

最近 次のような症状が気になる方はいませんか?

 ① 話し声が小さくなって会話が以前と違ってきたように感じることがある
   (人から聞き返されることがたびたびある)
 ② 声がかすれて何となくガラガラしているような気がする
 ③ 話している途中で声が途切れるようになった
 ④ 話し声が低くなった
 ⑤ 高い声が出にくくなった(歌う時も高い音を歌いにくくなった)

これらは全て 老化によるもの です

話し声が小さくなってしまったら 人とのコミュニケーションに
影響することがあるかもしれません
聞き返されることが多いと 自分の声が相手に届かないから話すのはやめておこう
このような気持ちになってしまったり…
だんだん気持ちも消極的になってしまうかもしれません

声がかすれてしまいがち…ガラガラしているような気がする
老化か 喉の異変のどちらかです
加齢による自然なホルモンバランスの変化が原因かもしれません
特に閉経後の女性に多いことです
なかには病気が原因の事もありますので
気になるようでしたら「耳鼻咽喉科」を訪ねてください
先生とお話して…「婦人科」を受診することがあるかもしれません
漢方薬を飲むだけで改善されることが多いとも聞いています

話している途中で声が途切れるようになるのは声の長さの問題ですね
まずは”深呼吸”を毎日継続して行ってみましょう
姿勢も関係ありますので 正しい姿勢を心がけましょう
お腹周りの筋肉や骨盤底筋群を鍛えることもおすすめします
『呼吸と姿勢の関係』は以前に書きましたのでそちらをご参考にしてください

話し声が低くなったり高い声が出にくくなった(出なくなった)
このような声の高さの問題も加齢によるものが多いです
一般に話し声や歌声(音域)は加齢によって若かった頃より狭くなる傾向にあります
呼吸機能の変化によって肺活量の減少や肺機能の低下も考えられます

加齢とともに男性は話し声が高くなる傾向
女性は話し声が低くなる傾向にあります

いずれにしても声に異変を感じて気にかかる時には
自己判断せずに専門医に相談をすることが大切です

対処の仕方がわかると心配せずに笑顔で生活できますね
何といっても 気持ちの健康をキープすることが一番大切です

人間だれでも必ず年はとりますから…
加齢による体の変化と上手にお付き合いしながら
自分らしく元気な毎日を送りたいですね

表情豊かに会話するように心がけくださいね
そして時々 鏡の中の自分にも笑顔で話しかけてみてください
「今日もニッコリ笑顔で過ごそうね…」
「ありがとう☆もちろんそのつもりよ!」
ひとりでこんな風にすることだけで前向きな気持ちになれるはずです

テンションアップしながらポジティブに健康寿命をのばしましょう!

歌ってストレス発散

2014年5月21日[記事URL]

現代社会 毎日の生活の中で私たちは様々なストレスにさらされています

人間関係の悩みや仕事に対する悩み 不安などの精神的なものだけではなく
暑さや寒さ 疲労 睡眠不足 病気などもストレスになります

ストレスの感じ方には個人差があります
ある人には小さなストレスでも 別の人にとっては大きなストレスに感じられたり
慢性的なストレスは病気の引き金になってしまうかもしれません
気分転換しながら健康維持するためにも歌うことをおすすめします

ストレスをためやすい人の性格は…
・神経が細やかである
・とても几帳面
・ついつい無理をしがち
・完ぺき主義
・自分を犠牲にしてしまう

自己判断もそれぞれ人によって違うと思いますが
一般的には多くの人たちから信頼を受けるしっかりタイプの人の中に
慢性的なストレスに陥りやすい方が多いようです

私たちの体にはストレスに対応して心身を一定に保とうとしています

例えば自律神経
交感神経と副交感神経
車に例えて言うならば「アクセル」と「ブレーキ」の関係です
両者がバランスよく保たれていることが大切です

ここ数日の寒暖の差も体にとっては大きなストレスですね
日々の生活の中で 社会的なストレス(精神的)と自然環境によるストレス
また加齢による自然治癒力(回復力)の衰えなどもストレスになります

ストレス状態が長く続くと自律神経のバランスコントロールも崩れがちに…
様々な症状(不定愁訴)が現れないうちに “歌ってストレス発散”しましょう!

歌うだけで自然に酸素をたくさん体に取りこむことができます
簡単に気持ちをリフレッシュして気分転換することが大切です

音楽に合わせてリズミカルに体を動かしながら歌ったり
カラオケで好きな歌を歌うことも良いですね

日常生活の中で上手にストレス発散しながら 心も体も健康に…
自分らしく “ステキに年齢(とし)を重ねましょう!”

歌う時の飲み物

2014年5月19日[記事URL]

「歌っている時 合間に飲むのは何が良いのですか?」
このような質問を時々される方がいらっしゃいます
一番良いのは「水」です
次は日本茶であまり濃すぎない程度のものです
(基本として刺激ができるだけ少ない飲料がベストです)
ただし気をつけなくてはいけないことがあります
冷えていない常温程度のお水を飲みましょう
冷たい水は 歌うことでせっかくあたたまった喉を冷やしてしまいます
歌っている時 喉にある筋肉を急激に冷やすことは禁物です
私はペットボトル入りの水をいつも携帯しています
喉が渇く前に こまめに2口位飲むことが多いです
この繰り返しを何回もしています(1日に500ml×2本位)
習慣になっていますので無意識のうちに飲んでいることが多いと思います
缶とは違いペットボトルは持ち歩きに便利です(水筒もOKです)
水分補給は歌に限らず健康のためにも必要ですから意識的に 気をつけましょう (^^)/
これからの時期…自動販売機で販売している お水は冷たすぎます
喉が渇いた時 買ったお水をすぐに飲みたいですよね
少し待ってから飲むのが良いのですが…それではストレスになってしまいますし
何より今飲みたいのですから…
そんな時…究極の方法があります
“お水を ほんの少し口に含んで飲みこまずに待つことです”
自力で?冷たい お水でなくなるまで飲みこむのを我慢して
温くなったらゆっくりと喉に潤うようにしながら少しずつ飲みこみます
これは喉を大切にしているからこそ自然にできることかもしれませんが
気がついた時 私はこの方法で飲んでいました
良いコンディションの喉に冷たい水をいきなり流しこんではいけません
喉の筋肉や首回りを冷やすことは禁物です
とってもデリケートですから是非気をつけてください
また甘い飲み物は糖分の摂り過ぎにつながります(口の中がさっぱりしません)
個人的にはウーロン茶は喉がイガイガ渇いた感じになるのでさけています
またカラオケなどでついついお酒を飲みながら歌う機会があるかと思いますが
ビールはかえって喉が渇きます(利尿作用がありますので水分補給には不向きです)
あまり神経質になるとせっかくの楽しい時間に影響してしまいますので
ほどほどにが良いですね(健康のためにもです…)
その日の体調に合わせて少しだけ工夫できれば良いと思います
歌う時だけ気をつければ あとはたいていの場合 自由に…
コーヒー・ビール・アイスクリーム … etc.
ふだんは好きなだけ楽しんでいる私です♡

呼吸の基本(3)

2014年5月16日[記事URL]

◆ 胸式呼吸
  無意識に行っている呼吸は…
  胸郭が拡がって肺が膨らむとき = 空気を吸いこんでいます
  肺が縮もうと働くと      = 空気は押し出されます
  (無意識に行われているため 安静時呼吸 とも呼ばれています)
◆ 腹式呼吸
  自分の意思で動かせる筋肉…
  意識的に動かすことができる筋肉の動きを原動力としています
  息をしっかり吐ききったり 深呼吸をゆっくり時間をかけて行うなど
  自分の意思によって取りこむ空気の量や 呼吸のはやさを変えることができます
腹式呼吸をすることによって 様々な筋肉を鍛えることができます
私たちオペラ歌手は…
意識的に横隔膜を下げるだけではなく
肋骨を拡げて体を大きく膨らましてキープしながら
腹筋・背筋・肋間筋・横隔膜をすべてバランス良く使うように心がけています
いつも腹式呼吸で歌っていますから これらの筋肉トレーニングを
毎日行っていることになります
同時に骨盤底筋群や脚の筋肉も意識しながらコントロールして歌います
“しっかり支えている”このような表現・感覚です
体が楽器 (^^)/~~~
バイオリンに例えて言うなら バイオリン本体が人間の体
弓をあてて弾く場所が声帯です
バイオリンという楽器は厚みがあって中は空洞…
弦に弓をあてて弾いているように見えますが
音(音色)は空洞に響かせて作っているのです
「人間とバイオリン」始めて聞く人には不思議に思われるかもしれませんが
とっても似ています
楽器である自分の体を みがき続けながら歌い
感じたことや想いを音と言葉で表現できたら ♡ ステキです ♡
自分の体を手入れしながら好きな歌を歌うことは呼吸筋のトレーニングですから
健康と直結しています
歌って健康…体も気持ちも元気に過ごしたいものです
基本となる 正しい呼吸法(腹式呼吸)を覚えましょう!
気がついたら…きっと自然に大きな声で歌えるようになっているはずです (^^♪
さあ!! できるだけたくさんの酸素を体の隅々まで取りこんで
お腹をしっかり使って健康的な声で歌って過ごしましょう♡
  

呼吸の基本(2)

2014年5月13日[記事URL]

「呼吸」とは…
 呼気と吸気のことを言います
 ・呼気とは… 鼻や口から吐く息のこと
        肺から体外に出す息
 ・吸気とは… 息を鼻や口から吸いこむこと
        肺に空気をとり入れる
ふだん「呼吸」とさりげなく言っていますが正式にはこのような意味です
呼吸には「胸式呼吸」「腹式呼吸」の2種類があります
また「腹式呼吸が健康に良い」これは誰でも知っていることなのですが
腹式呼吸を正確にできているかどうか…やっているつもりだけれど…
このような方が多いのではないかと思います
私たちは ふだん胸を使って呼吸しています(胸式呼吸です)
肺は大切な臓器ですから 胸骨・肋骨といった骨と
呼吸筋などの筋肉群に囲まれています(胸郭とも言います)
筋肉が伸び縮みをすることによって胸郭が動き
それにともなって肺が動くことで呼吸ができるのです
腹式呼吸とは…横隔膜を使って行う呼吸です
感覚として私たち歌い手は意識的に横隔膜を深く下げてキープしながら歌います
喉で歌うのではなく 車に例えて言うならば
お腹がエンジンルームです(エンジンが動かなくては車は走ることができませんよね)
しっかりと横隔膜を下げてお腹周りの筋肉をたくさん使って声を出し歌います
オペラを歌う時には 大勢のオーケストラが伴奏ですから
全身を使って演奏します(足の指先から頭のてっぺんまで…)
生まれたままの体が楽器なのです (道具は何も使っていません (^^♪ )
スポーツ(有酸素運動)と同じように体を使い続けています
なので残念なことに ずっとトップアスリートのように歌い続けることはできません
80歳のオペラ歌手なんて聞いたことありませんよね
ただし自分の体の変化には敏感ですから 健康には人一倍こだわる人が多いです
( はるはな健康 元気レシピ も体の健康や歌・声を意識しているからこそ誕生しました )
自分の体をきちんと意識的に動かすことは難しいことです
まして呼吸筋は外見から直接見ることはできませんから
ただし正しい呼吸法を教わって 体の感覚と変化を体感しながら
くり返し行っているうちに あまり意識しなくても 自然にできるようになります
この腹式呼吸が とっても健康に良いのです!
マイクを使ってしゃべる司会者も皆さん腹式呼吸が基礎…身につけています
歌う時のみではなく 言葉をかわすときにも腹式呼吸をおすすめします!
腹式呼吸って気持ちも落ちつくので自然に心の安定にもつながります
加齢とともに声が出にくくなってしまうのは…
体の機能が徐々に低下してしまうことと関連しています
呼吸筋は いくつになっても鍛えることが可能です
それに “はるはなメソッド” はとっても簡単ですから
是非続けてくださいね (^^)/
                   (続く…)

呼吸の基本(1)

2014年5月11日[記事URL]

歌を歌うことが健康に良い影響をあたえることは 誰でも知っている情報です
では「何故?歌うことが健康に良いのでしょうか?」
答えはたくさんあります
体の仕組みを知ると視野がグッと広がりますので 私と一緒に考えてみませんか?
     ♡ ♡ ♡ ♡ ♡ ♡ ♡ ♡ ♡ ♡ ♡ ♡ ♡ ♡ ♡ ♡ ♡ ♡ ♡
「呼吸」は 生まれた瞬間から始まり 毎日誰もが常に行っているのですが
「呼吸」の目的や仕組みを説明するのは難しいですね…
日常茶飯事行っている呼吸について きちんと理解することも大切なことですから
シリーズで少しずつ確認したいと思っています
呼吸なしでは生きていけないことは 誰でも知っている事実ですが
呼吸の目的と仕組みをきちんと理解できれば
日常生活はもちろん 歌うことによる効果もよくわかりますので
より積極的に腹式呼吸で歌いたくなるはずです!
歌って健康を維持するために…少しゆったりとしたテンポで一緒に考えてみましょう
普段は意識されにくい呼吸…身近であるがゆえに普段はあまり意識していませんね
生命維持に欠かせない最も大切な私たちの体の機能でもあります
もちろん大切な機能はこればかりではありませんが
もしも息が苦しくなってしまったら体を動かすことさえ難儀です
私たち(生物)がたえず行っている呼吸とは 大気中の酸素を体に取り込み
体内の栄養素を生活に必要なエネルギーに変える仕組みです
酸素を取り込んで二酸化炭素を排泄
いかに新鮮な酸素をしっかり取り入れ 余分な二酸化炭素を
しっかり排出できるかが大切です
肺は弾力性のある臓器ですが動かしているのは呼吸筋です
肺は空気を取りこむ力はそなえていません(驚く方が多いと思います)
呼吸筋を鍛えることで体へ取り込む酸素量を増やすことも可能です
呼吸筋を動かすことによって 肺にとり入れられた酸素は
血管をとおして全身にくまなく運ばれます
血流改善も視野に入れることに目を向けてみると
健康になる”秘訣”が よ~く解ってきます
例えば 深呼吸を5~6回位 行っただけで 頭がスッキリした覚えはありませんか?
ふだんより体が大きく広がって自然にたくさんの空気を体に取りこんでいます
簡単な深呼吸を時々…意識的に行うことでも
酸素をより体にとりこむことができるのですね
                             (続く…)

姿勢を正しくする方法 (1)

2014年5月6日[記事URL]

姿勢が良いと自然に好感度アップします
良い姿勢を保つことが健康にも良いことは知っているのですが…
良い姿勢をしたいと思っていても
気がつくと肩が丸くなって胸の位置が落ちてしまっている…
気がついて直しても3分ともたないような気がする…
このような人が多いと思います
でも…あきらめないでくださいね
“はるはなメソッド”の中には どこでも手軽にできる簡単な方法がたくさんあります
その中でも一番簡単な方法をお伝えいたしますね
年齢に関係なく気がついた時に座ったままでも立った姿勢でも行えます
まず「おへそ」を意識してください
両手をおへその位置へ置きます
その時に 親指と人差し指のハラを合わせてください
右手はおへそからまっすぐ上方向へ
左手はおへそからまっすぐ下方向へ
お腹の前面をはわせるようにしながらお腹も手と一緒に
上下へと引っ張るようなイメージで行ってみてください
(左右の指が縦に離れていくにしたがって おへその形が縦長になるようなイメージです)
おへその位置は動きませんが 右手と左手を同じ速度で
離れるようにすると自然に姿勢が良くなって
腰まわりの筋肉を使って体を支えているはずです
目は自然にまっすぐ前に向けてくださいね
この時 肩には力が入っていないでしょう(^^)/
そして胸も開いていますね
 ◎ 大切なポイントです!
気がついた時に行う癖をつけると良いです(1日に何回もです)
腹筋と腰のあたりの筋肉がバランスよく体を支えています
とっても楽ですが 美しい姿勢になっていることを感じられると思います
お腹周りのサイズが ひとまわり小さくなったようで嬉しいです♡
本を読む時 TVを見る時 パソコンをする時 歯磨きの時など
いつでもよいです
慣れてくると指を使わなくても行えますので
イメージをうかべながら おへそを上下縦方向に引っぱります
できるチャンスを見つけて 自分なりのやり方でたくさん練習しましょう
電車を待っている時 エスカレーターでの移動の時 エレベーターの中
赤信号の交差点で お料理している時 etc.
行ってみてください
歌う時もまず始めに この姿勢を少し意識して行い
軽くストレッチや深呼吸してから歌うと
体の力みが抜けやすいですから 自然な声が出やすくなります
私の教室でも頻繁に行っています
これからも簡単な方法をお伝えしたいと思っています
練習を…よろしくお願いいたします♡

お問い合わせ
お問い合わせ

PageTop

新着情報
カテゴリー
はるはなYoutube動画
『毎日歌って簡単健康いきいきトレーニング』 動画DVD付きだからわかりやすい!毎日歌って簡単健康いきいきトレーニング
健康!元気!いきいきレシピ
このページをお友達に知らせる